趣味日記@しゃちょー

ヒマを持て余した人々に送る時間つぶし紹介ブログ

みなさんの脳が変わる!?

大人になってから、新たなスキルを学び始める方も多いと思いますが
まずは、学習と脳の結びつきについて『知識』を身につけること。
これが効率的だと思います。


After watching this, your brain will not be the same | Lara Boyd | TEDxVancouver


アメリカ発のスピーチ番組『TED』

脳化学者のララ・ボイドさんの発表です。

内容をまとめると大体こんな感じ。

  1. 脳に関する知見

一般的にの幼児を過ぎた脳は変化が起きづらいため、何事も幼い頃に始めておくことが
大切だとされていますが、それが最新の研究で間違いだということが分かったそう。

他の例として、脳は常時一部の機能しか使われていないとの認識もお持ちでしょうが
それもまた間違いなんだそうです。

新しいスキルや事実を学ぶごとに脳が変化していくことを
神経可塑性と呼びます。
このワードを普通の会話なんかで使えたらかなりかっこいいですよね。

  1. 脳が学習を形成する際の3つの変化の仕方
  • 科学的な変化

ニューロンと呼ばれる神経細胞の間で科学的シグナルが伝達され
学習の際に神経細胞の間で科学的なシグナルの濃度をあげることによる変化。
これにより、脳の短期記憶の部分が鍛えられるらしいです。

  • 構造的変化

学習過程でニューロン間の結合のあり方を変えることにより
脳の物理的な構造が変化します。
これにより脳の長期記憶の部分が鍛えられるらしいです。
このような物理的な変化には大変時間を要するらしく
何事も継続することが大事なんでしょうね。

ちなみに右利きの人の脳の運動野は、右半球より左半球の方が大きいんですって。

  • 機能的変化

脳の変化は脳全体が呼応し合うことで起きます。
神経可塑性による変化で一番の原動力となるのは、本人の行動と練習の量
レベルが高くなったり、より多くの努力が必要となると、より多くの構造的な変化が
起こる
そうです。

また、学習のネガティブな側面として、知っているはずことを忘れてしまったりすることも
あげられていますね。
脳のキャパも無限ではないんですね、、、

  1. 結論
  • 万能的な学習のアプローチは存在しないということ。

動画では脳卒中の治療が例としてあげられていますが、それぞれ異なった
アプローチで治療を行うんだそうです。

学習に対しても、それぞれ自分にとって何が効率的かを研究するべきだと
ボイドさんは言ってますね。



脳に関する知識、少しは深まったでしょうか?
ぜひ皆さんの学習に役立ててみてくださいね!!